CAは恋と旅がお好き

現役客室乗務員の恋愛事情と旅の記録をお話しします。

CAが綴る、旅先で見た風景。vol.0

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旅行は私の生きがいだ。

見知らぬ地にいるだけで満足感を味わえる。

ただの散歩も、スーパーでの買い物も

"日常”が旅先では特別に思える。

 

そんな素敵時間をコロナに奪われ、退屈な毎日を過ごしている。

 

こんなに時間がある日々は、今回の人生ではもう味わえないかもしれない。

せっかくだから何かを始めてみたい。

 

そういえば私は「今しかできない何か」を探すことが好きだ。

それで大学生の頃は旅行ばかりしていた。

社会人になったら海外なんていけないだろうって思っていたから。

まさか仕事で以前より海外に行くことになるなんて。

人生何が起こるか分からない、を実感した。

 

カメラフォルダを何気なく見返したら

いつの間にか没頭して、思いのほか時間を費やしていた経験はあるだろうか。

私はよくある。

思い出に浸るのは大好きだ。

 

 今、海外旅行へ行けないのならその思い出を振り返ってみるのはどうだろう。

これまでの海外旅行をゆっくりもう1周体験するつもりで。

 

ゆっくり浸れる思い出も時間も私には充分ある。

全人類が外出自粛をしている今日、

CAの仕事は激減している。

  

だからコロナが収まって仕事が忙しくなるまでの間、

これまで海外で経験したことを、旅エッセイとして綴ってみようと思う。

 

そういえば昔からカフェでパソコン作業をしている人に憧れている。

CAは基本的にフライト以外の仕事はない。(地上勤務を除く)

「プレゼンの資料作らなきゃ」なんて言ってみたいものである。

OLさんもやってみたいけど、転職する気にもならない。

それならせめて形だけでも。

そう、私は形から入るタイプ。

 

CAを続けながらOLさんの気分も味わえるなんて幸せだと思う。

そう、私はポジティブ人間。

ただパソコンをたたいているだけで、OLさんを擬似体験しているように思うことは大変失礼だろうと自覚しているが、

今の自分、ちょっとカッコいいと思ってしまうのである。

  

物事を自分の都合の良い風に捉えるのが得意な私が

旅先で何を見て、感じて、学んだのかを振り返る。

退屈な日常が、まるで旅先の素敵時間のように感じられるようになることが目的である。

この旅エッセイを通して、小さな幸せを見つけられる人になりたいと思ってる。